
今回は、東京ディズニーランド、ファンタジーランドにあるおなじみのアトラクション『イッツ・ア・スモールワールド』の歴史に注目します(^-^) といっても、カリフォルニアのディズニーランドにある『イッツ・ア・スモールワールド』のことをメインにしています。東京ばかりではないので、ご注意を(^^;)
前回でも軽く触れましたが、このアトラクションは、元々1964〜65年に開催されたニューヨーク博覧会のパビリオンのひとつとして作られました。この時のスポンサーは、ペプシ・コーラとユニセフでした。
ニューヨーク博の9ヶ月前に、ペプシ社はディズニー社に、ユニセフの資金づくりのためのパビリオンをつくってほしい、と頼みました。最初、ディズニーのスタッフはこの万博のために他のパビリオンをいくつかつくっている最中だったので、そんな時間はない、と断りました。けれど、ウォルトがその話を聞くと、プロジェクトチームを結成し、その話を請け負いました。
すぐに、大きなL字型の建物を設置することが決まりましたが、その中をどうするかは未定でした。
その時、今やディズニーのアトラクションでおなじみのボート型のライドが初めて考案されました。そして、ウォルトは、『子どもの世界』をテーマとするパビリオンにすることに決定しました。
最初は、世界各国の民族衣装を着た子どものオーディオ・アニマトロニクスに、それぞれの国歌を歌わせる予定でした。しかし、実際にそうしてみると、あちこちやかましくなってしまいました。同時にいくつもの国歌が流れていたので(^^;) そこで、ウォルトは、リチャード・シャーマンとロバート・シャーマン兄弟に、このパビリオンのために1曲つくってほしいと頼みました。
こうしてできたのが、有名な『小さな世界』です。今では、これは世界で一番いろんな言語に翻訳されている曲となっています。
こうして、100を超える国々の子どもたちが登場し、オーディオ・アニマトロニクスの数も100体以上つくられました。
このパビリオンは大人気を博し、万博終了後、カリフォルニアのディズニーランドに、新アトラクションとして移されました。その時、外観を、大きな時計とそれぞれの国の文化を代表する建造物をデフォルメしたデザインのものにしました。東京ディズニーランドのもそうなっていますね(^^)
最初は、白を金のペンキで塗られた非常にシンプルな色合いでした。その後、何回もペンキが塗りなおされ、ディズニーランド開園50周年が近くなった時には、オープン当初の色に戻されました。
フロリダ、マジックキングダムのイッツ・ア・スモールワールドはこのような外観ではありませんが、あの時計塔は、アトラクション内のライド乗り場に設置されています。
ちなみに、カリフォルニアのは、東京のでいう世界各国の国の言葉の「さようなら」に当たる所に、「It's A Small World - a Salute for UNICEF(イッツ・ア・スモールワールドはユニセフに捧げる)」と掲げられています。
ディズニーランドに『イッツ・ア・スモールワールド』が移り、オープンする時、世界各国の河の水をアトラクションの水路に流す、というセレモニーを行なったそうです。
スリル系のアトラクションに乗りまくるのもいいですが、たまに乗ってみるのもいいんじゃないでしょうか?(^^)
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